ブランド、型番等不明。70s？トップ/スプルース、サイド、バック、ネック/マホガニー系の何か、フィンガーボード/ローズ系？ヘッドマークのない黒塗りのヘッドなど、たぶん日本製。廉価なモデルに多いラダーブレーシングですが、シリアルナンバーがあることや全体にしっかりとした作りで、あるいはそれほど廉価なものでもない（けして高級な作りではないですが）のかも知れません。相応の傷はありますが、深刻なものはなく、わりあい綺麗だと思います。オリジナルの三連ペグは動作は悪くはないものの錆びがかなりひどかったので、手元にあったヤレたキーストーンタイプのカバードペグに交換。サドル、ナット、ネック（古いものに多くあるようなロットカバーがダミーのものではなく、ちゃんとアジャスタブルロッドが入っていて、生きています）の調整をして、弾きやすくなっています。ナット幅は約43mmで、丸く、やや太めなネックですが、握りにくいほどではありませんし、古い安いモデルによくあるフラットなフィンガーボードではなく、ちゃんとアールがあるので、とくに違和感もないと思います。音も深い響きというのではないですが、ラダーらしいガシャーン！とした明るい響きで、元気よく鳴りますよ。とくに特徴のあるルックスでもないですが、いかにも昔の「フォークギター」という感じで、今の国産アコースティックギターにはない雰囲気で、いい感じだと思いますが、どうでしょう？中野区中野の住居を兼ねた工房にてご覧になれます。もちろん試奏も大歓迎です。工房ではクレジットカード、各種電子マネー、キャッシュレス決済もご利用頂けますので、どうぞお気軽に。まずはご連絡下さい。R.M.kalimba/craft＆junk